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野党の選挙協力は互いに正面からフランクに話し合って協力しあう態度で臨むべき

小沢一郎代表定例記者会見(2013年5月27日)

5月27日、小沢一郎代表が定例の記者会見を行いました。会見の要旨は以下の通りです。

小沢一郎代表が定例の記者会見

【会見要旨】


株価の乱高下と黒田日銀総裁の金融緩和について

Q. 株価が先週から暴落し、週明けになっても乱高下が続き安定しない。日銀、黒田総裁が物価を上昇させるために、金融緩和をやりすぎて市場を壊してしまったのではないかと批判的な見方をしている人もいる。この状況どう見ているか。(日刊ゲンダイ 小塚記者)
A. 一つは日本だけではなく、特にアメリカ、世界の金融市場がかなり投機的な資金、マネーによって動かされているという要素が背景としてはあるのではないか、と思う。そういう状況の中で、おっしゃるように、日銀の方で強引に人為的な処置を講じたことが、色んな意味で、自制的な株式市場の株価形成が崩れたと言うか、そのような傾向に拍車をかけてしまった結果になっているのではないかと思う。株価が上昇するような具体的な政策が実行されたわけでもないし、ただ単に、日銀の金融緩和、いわゆる国債をほぼ、今までと比較すれば無制限に買い入れる的なやり方で、意図的に金融緩和によって物価の上昇を計ろうとした。そういうことが市場から完全に信頼されていないのではないか、という感じがする。

 


野党共闘について

Q. みんなの党が、橋下(徹)氏の一連の発言を受けて、維新との連携、選挙協力をやらないと言っている。その後、民主党は先週、みんなの党と選対委員長レベルで会談をし、一人区で未擁立の選挙区に関して、競合を避けると、いうことでこれから話し合いを進めていくということにした。野党全体での共闘がなかなか進まない現状の中で、個別の協力が各党間で進んでいるとは思うが、この現状をどう見ているか。(朝日新聞 二階堂記者)
A. そのこと自体をとやかく言うつもりはないが、やはり、だいぶ前に、社民、みどりの風が主体となって、私どもと民主党に、選挙協力をしようということを呼びかけたが、民主党は出席しなかった。というような中で、今のようなことが起きたり、あるいはそれに加わっていた社民との連携が、一部の選挙区だがあったり、ということである。どっちもどっちのような気がするが、やはり、もう少し、正面からフランクにお互いに話し合い、協力しあうという態度で臨んだ方がいいと思う。その場その場の場当たり的なやり方というのは必ずほころびが出るから、その意味で、ぜひ、また申し上げれば、野党第一党の民主党が、イニシアティブをもう少し取って、広く、みんなと協力態勢を作る、という形が望ましいのではないかと私は思う。

 


維新の橋下代表の一連の発言、報道について

Q. 大阪の橋下市長の一連の従軍慰安婦、および沖縄での風俗活用発言について伺いたい。橋下市長は、大阪府知事になる以前、違法売春が行われている大阪市の西成区の飛田新地という遊郭街の顧問弁護士を務めていたという経歴がある。私どもの取材では、飛田新地という遊郭街では、今も違法売春が行われているという事実を確認している。橋下市長だが、行政の長として、更には公党の代表として、違法売春を取り締まる責任があると思うが、現在のところ、何のアクションも示していない。IWJ、私どもの取材では、橋下市長の定例会見でこのことを質したが、明確な答えをもらえなかった。橋下市長は、行政の長として政治責任について、どのように考えているのかという、小沢代表のこの件についての見解は。(IWJ 石川記者)
A. 政治家は、いつも言っているように、自分自身の判断で、出処進退、あるいはその責任論を考えるべきだと思っている。この度の一連の橋下さんの発言については、前にも申し上げているように、とても、国内の国民はもちろん、対外的にも受け入れられるようなものではないということは、明らかになっているし、私もそう思う。ただ、今言ったことは、私は全く知らない事実なので、それはメディアの方で、しっかりと橋下さん自身に問い質しながら判断すべきだろうと思う。

 

Q. 橋下氏の関連で、今日、日本外国特派員協会で、橋下氏が講演を行い、その中で、沖縄での在日米軍に対して、風俗嬢を活用すべきだと言った発言については、撤回した。しかし一方で、慰安婦の利用を容認したことは一度も無い、と釈明し、一連の騒動というのは一つの言葉が切り取られて、報道されたことがきっかけだと、ここが原因だということで、報道の責任を主張するような場面もあった。毎日毎日何時間も記者会見に応じている橋下さんであり、その中で出てきた話ではあるが、一連のこの流れをどのように受け止めているか。特に、一連の騒動のきっかけ、発端というのが、誤報にあったと橋下さんは主張しているがどう思うか。(朝日新聞 二階堂記者)
A. 本当に誤報だったら、それはいけない。誤報でないのだったら、メディアの方が橋下さんに、しっかりと怒る、言うべきではないか、質すべきではないか。僕は、その場で聞いたわけではないから、誤報なのか、事実なのか、分からないから。特に朝日新聞が、誤報でないと言うのであったら、徹底的にやったらいいのではないか。